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Next door

2008.01.01

新年明けましておめでとうございます。お正月を迎えた途端、何やらヤル気が漲り、新しい事が出来そうな気がしてくるのは、単純でしょうか…。去年出来なかった事もたくさんありますが、その反省は、一夜にして、今年の楽しいテーマに入れ替わっています。今年も沢山の出会いがありますように、そして、幸せな時間を共有出来ますように。そう心から願う年の始まりです。

さて、新春コラムのタイトルは、『Next door』。色々な意味を持たせています。次の扉を開けよう!といった超前向きな気持ちはもちろんですが、扉を誰かに開けていただくのもいいなぁと思っています。これは、やや他力本願。と言うのも、昨年、実に頼もしいカメラマンさんとの出会いがあり、私のアレンジ(※サンプルなどは自分で撮りますが)は、本人も気付いていない一面を引き出していただいています。プロにはプロの領域があり、信頼が生まれたら、委ねる。結果、すごく面白いものが出来上がります。と、説明より、実際ご覧いただきましょうね。3パターン撮っていただきましたが、サイズが小さくてスミマセン。

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いつものディスプレイ          白バックで、シンプルスタイリッシュ
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モノクロームのコンビネーション

写真のアレンジは、トップページにも載せてありますが、お正月用に作ったものではありません。実は秋のディスプレイでしたが、ちょこちょこと手を入れて、年を越してしまいました。普段は、左上写真のように飾られています。

その日、カメラマンさんは最初にディスプレイ通り撮影し、他何点かを撮り終えた頃、再びこのアレンジに戻りました。今度は、『妖しい感じ』に撮りましょうとのご提案!わぉ~、一体どーなるの!?と、想像を巡らす間に、限られた空間、家具、小物を上手に使い、手際良くスタイリング。私はワクワクしながら見守ります。そして―。出来上がった写真を見ながら、「参りました…」と感心、感激するのでした。潔いまでのモノクロームに、浮かび上がる流線のアレンジ。ギャラリーで、礼装の『黒留袖』と表現したのは、アレンジが、すごく改まって見えたから。作品は単体だけでなく、シチュエーションによってさらに完成されるものだと再確認しました。

※ただし、いつもは自分で撮っています。カメラマンさんには遠く及びませんが、親のような眼差しでね。

素敵に撮っていただいた写真を、もっといい形でお見せ出来ないか、HPも工夫したいと思っています。こちらは、デザイナーさんに委ねてと…(笑)。それぞれのプロに助けていただきながら、今年もディマージュのアレンジをお届けしたいと思います。そうだ!私も頑張らなくっちゃ!!です。

私にとっても未知なる『Next door』に、期待を込めて。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。