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夢の先へ

2010.01.05

大晦日、「その先へ~。跳べ~~。」と力強く熱唱していたドリカムの美和ちゃん。じっくりと聞き入れば、そうか、歌詞はこんなにも熱くて重量感のあるメッセージだったのか。きっと、逢えない人にも届いたね。私もしっかりキャッチして、新春コラムを書くはずだったのに…。スタートダッシュならず。すっかりしんどいお正月を迎えてしまいましたが、もう大丈夫。遅ればせながら、やっと始動しました。DREAMS COME TRUEと楽曲から、夢のその先にテーマを広げて、今年のコラム始めです。それにしても、夢は叶う!って、凄いネーミング。そして今更ですが、全然名前負けしなかった20周年のドリカムって!

話しを身近に戻しましょう。スケールはぐっと小さくなりますが(笑)、私の場合。好きな事を仕事に出来た今の状況は、夢が叶ったと言うより、夢の入り口は通過した、が正直な実感。まだまだ夢の途中です。幸せに思う一方で、自分に溜息を吐く事も度々。そうして、ちょっとずつ、一体どの位歩き出せたのか。立ち止まって考えようとしたら、「とにかく歩き続けよ」と言われた気がした一冊の本。

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『私は夢中で夢をみた』は、昨年暮れ、タイトルに惹かれて手にしたもの。作者の石村由起子さんは、奈良の人気店『くるみの木』のオーナーです。と言っても、お店の存在もその人気振りも、私が知ったのは実はごく最近の事。気になっていた矢先に、偶然出合った本だったので、迷うことなく即買いしました。

『くるみの木』には、とにかく人が集まるらしい。開店前に、行列が出来る!? しかも毎日!? その理由は是非本書で。石村さんが夢中で見た夢は、半端な情熱では実現出来そうにありません。けれど、私達にもヒントは沢山盛り込まれています。

『本当に、心から願えば、思い通りの人生を作り上げられる』。二十歳の私が出会ったこの言葉。以来、何か夢を見る度に思い出しては、本当に、心からなのかどうか、自分に訊ねてみるのです。その答えが、Yes!なら、後は夢中になって、その先へ。跳べ~~。

2010年も進むしかありません。ひたすら、ひたむきに。