2010.02.24
トップページでご紹介しているのは、木曜クラスTさんからオーダーを頂いたウェルカムボードで、この春ご結婚される息子さんへのお祝いです。打ち合わせは「ピンクのバラで」とシンプルなご希望だけでしたが、レッスンの時もお話は色々と伺っていましたから、アレンジは『華やかだけど派手じゃない』感じがいいなとイメージしました。と言うのも、若いけれど相当なしっかり者のお二人には、感心する事ばかり。様々な段取りから費用まで、ほとんどご自分達の力でなさっているのだそうです。Tさんは「何もする事がないの」と笑っておられましたが、何て親孝行な~。本当にエライ!
バラは優しいピンクのグラデーション、フレームは上品な光沢感のある白に決定。プリザーブドフラワーはマットなカラーリングにならないよう数種類を組み合わせています。今月のレッスン日がお渡しになっていて、コンソールに飾っておきました。
その日、Tさんにはもうひとつ嬉しいサプライズギフトがあって、同じクラスのKさんから手作りのウエディングドールを贈られました。花嫁の手には可愛らしいピンクのブーケ!ウェルカムボードとのバランスもぴったりです。クラスの皆さんの祝福に包まれて、花婿のお母様も幸せそうでした。
アレンジしている時、頭の中で繰り返し流れていたのは、SASの【心を込めて花束を】。息子から両親に、感謝を込めて贈る内容の歌詞を、我が息子は大学の卒業時、一部引用したメールで贈ってくれました。まったく…泣きのツボの押さえ方も今時です。
多分親としては、『期待通りの僕~』かどうかより、『素晴らしい女性(ひと)に出逢えた~』と幸せでいる事の方が嬉しいのでは。度々ワイヤリングの手が止まり、時折涙ぐみそうになりながら(笑)、私も心を込めてお作り致しました。
当日は沢山の祝福がお二人を送り出してくれる事でしょう。どうぞ末永くお幸せに!