アートとロハス

2006.08.27

先日、ある作品展に出掛けてきました。
今回は娘も「行きたい！」と、積極的参加。
大いに気になる様子の作品とその作者は、私の友人のお嬢さんです。
昨年の個展に続き２回目となる案内状の絵には
<２００５年度童画会新人賞受賞作品>とあります。
おおっ！素人にもわかりやすい！
二人して楽しみにお邪魔しました。

会場である渋谷のギャラリーは、日常と離れた異空間。
その雰囲気が絵の個性をいっそう際立たせます。
繊細ながら迫力のある不思議な魅力で、大変見応えのある作品の数々に、
娘も丁寧に見入っていました。
う～んと、唸ったこの先の言葉は、どれも足りない感じになりそうで、
ご本人承諾のもと、実際の葉書の作品をご覧下さいね。
ただし、私のかごバックの中、多少くたびれてしまった事もあり、
斜め出し惜しみショットです。

実は彼女は、まだ美大生。
回りの関心はさておき、私も才能の行方を見守っていきたい一人です。
でも、まいペースでいいからね～と、付け加えておきましょう。

さて、タイトルにもあるように、今回は、もうひとつご紹介があるのです。
「アート」はお嬢さん、「ロハス」はその母である友人のお話。
アトリエオープンに遠くから訪ねてくれた時、もうひとつ別にとお土産をいただきました。

石鹸の方は、商売で出る廃油を利用したものとか。
アクリルスポンジはご存知の方も多いと思いますが、
優れたお掃除アイテムで、どちらも手作りです。
このかわいいセットを置いて下さるお店もあると聞き、
「ねえ、このワイヤーをリボンに替えてみたら」と、ついおせっかいを焼くと、
即座に首を横に振ります。
これは、お金を掛けない事も大事なコンセプトだとか。
ワイヤーもパンの袋に付いてくるものを取って置き、利用していると言います。
偉いっ！思わず、膝を打ちそうになりました。
個人で出来るエコロジーはささやかでも、行動を支える心意気は骨太でした。
いつかコラムにと思っていたので、思いがけず、親子でご登場いただきました。

それにしても、歳月のなんと早く過ぎる事・・。
ふと遠くを見つめようとしたその手前、‘今’が視界に入ってきました。
このコラムをアップしたらちょっと夏休み。
その後、大急ぎでHPのトップとアトリエのディスプレイ変えをしなくては！
さらに、サンプルアップもあるよ～と、囁きが聞こえます。
自分にはマイペースでともいっていられない状況でしたが、
取りあえず口に出してみよう。

まっ、まかせて・・！