贈り、贈られ

2008.03.22

すっかり間が開いてしまったコラム。その言い訳ではありませんが、友人と会う機会の多い２月、３月でした。おしゃべりだけでも大盛り上がりなのに、美味しいお土産など頂戴し、その後しばらく楽しませて頂いたりもします。また、バレンタイデー、ホワイトデーといったお菓子付きのイベントもあって、充実したティータイムがしばらく続きました。もちろん、お腹だけでなく、気持ちの満足度も高いのが、贈り物の素敵なところ…。卒業シーズンでもある今月は、様々な場所で、たくさんの温かいやりとりが行き交っているのでしょうね。

レギュラークラスの作品テーマも、３月は『Ｇｉｆｔ』です。いつもより、少し贅沢に花材を使い、メッセージタグを付けて、『ちょっと特別な感じ』を出しています。そして、元気いっぱいの春色に、どうしても加えたかったのが、キュートなラナンキュラス。生花の時より、随分ミニサイズになってしまいますが、何層にも重なる花びらと、コロンと丸い形状、黄色とグリーンのカラーリングまで、本当にかわいいのです。但し、う～ん、高価…。この辺りも『ｅｓｐｅｃｉａｌｌｙ（特別な）』になりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

また、先日のホワイトデーには、夫と息子からお返しが届き、これも嬉しい贈り物。そして、偶然にも、同じ某大手チョコメーカーのものでした。「親子だね～。」「こっちの方が高い！」　まぁ、まぁ。夫へのチョコレートをほとんど頂いた私には、「大人気ない」などとは、決して言えないのでした。（笑）

　　　　　
そうそう、写真にはアナタのお土産の紅茶も載せて。エヘヘ、ヨイショっと。

最後に、贈り物ではありませんが、買い物の際、その斬新なラッピングに驚かされたのでご紹介です。２日前、横浜で時間潰しにお店を覗いていると、面白い素材感のアクセサリーがあり、カットソーと合わせて購入する事にしました。仕上がった『お包み』を手に、お店の方は一言、「お弁当みたいですが…。」それがこちらです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

私は好きですよ！この感覚！！でも、この粋な和テイスト、ねえ、私から完全に浮いてない！？その思いを拭い切れぬまま、風呂敷の持ち手を握り、約束の場所に向う私なのでした。そして、抱えても、膝に乗せても、やっぱりおむすびを入れて持ち歩いている人だった…。帰宅後、ラッピングのからくりを探りながらほどくと、かなりの大判生地から、申し訳ないほどのネックレスと、小さく折りたたまれたカットソーが出てきました。ジャケットなどの大物はどう包むのか、とっても興味深いところです。

贈る楽しみ、贈られる幸せを綴りながら、それだけで気持ちが温かくなってきた、久し振りのコラム。反省の気持ちをちょっと軽くしています…。