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壁のディスプレイを楽しむ

2005.08.25

めまぐるしいのも落ち着きませんが、せめて季節毎にはいじってみたい自宅のインテリア。
スペースも予算も限られるなら、その分アイディアを捻り、
誰より自分がサプライズしたいと思うのです。

築年数の経ったマンションをリフォームしたのが、今年の春の事。
それ以降、家はとても心地良く、暮らしがすごく楽しくなりました。
そして、思いがけず、雑誌にも載せていただくというオマケ付き。
お願いしたアトリエ71の倉田さん、丁寧な施工をして下さった工務店さんには、
改めて感謝です。

さて、このリフォームでどうしても欲しかったのが、壁面のディスプレイスペース。
それほど広くないリビングでも、すっきり空いた壁なら遊べそうだと思い付きました。
ひらめきだけを設計の倉田さんに預け、出来上がったのが、上下2段のシンプルな白い棚。
結果、これが、とても良かったのです。

ディスプレイは、連想ゲームに似ていて、発想から表現まで、自分の柔軟性も試されているようです。まず、季節やイベント、あるいは、その時の‘旬’でテーマを決めたら、後は、花と小物たちを絡めていきます。それぞれの立ち位置など入念にチェックを繰り返し、完成させる面白さは、ひとり遊び、自己満足に加えて、他の誰かにも楽しんでいただこうと目論んでいるから。今は‘日本の夏’をテーマに、藍色の蕎麦猪口や扇子、ブルー系の花の小さなアレンジを組み合わせ飾っています。自宅のインテリアには、こんなさり気ない、頑張り過ぎないアレンジもいいなと思います。

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そして季節は、夏から秋の入り口へ。そろそろ色が恋しくなってきました。夏を一掃した後のディスプレイを考え始めながら、同時進行で、教室のサンプルアップも急がなくては。
それにしても、夏休みの終わり頃宿題に取り掛かるところは、大人になっても変わらない・・。
遠い昔の反省、再び。さあ、切り替えて、秋に向かいましょう!